Quantcast
Channel: UFC News
Viewing all 2591 articles
Browse latest View live

TUF 17 キャストが発表される

$
0
0
TUF™の放送が火曜日に決定した。1月22日、世界でもっとも才能あふれる、そして腹の据わったMMAファイター達がテレビ史上最も過酷なスポーツトーナメントで激突する。28人の将来有望なMMAファイターたちが誰もがあこがれる新たなシーズンのジ・アルティメット・ファイター®の座をめぐりしのぎを削るその模様を観戦しよう。今シーズンは8pm ET/PTからFXで放映される特別2時間番組からスタートする。 

ジ・アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ®が提供するロングランを続けるTVリアリティ・ショー、ジ・アルティメット・ファイターは13週間にわたって放映され、そのクライマックスはネバダ州ラスベガスのハードロック・ホテル&カジノで行われるフィナーレであり、この模様は3時間にわたりライブ中継で放映される。これまでFXで放映されてきたシーズンとは異なり、毎週の1時間番組は火曜日の夜、9pm ET/PTから放送される。

14人の強靭な戦士たちはすべてのスポーツでもっとも熾烈なライバル関係にある2人によりコーチされる、2つのチームに振り分けられる。UFCライトヘビー級王者にしてMMA界のスーパースター、ジョン“ボーンズ”ジョーンズが一方のチームを率い、そして常に議論を巻き起こすカリスマ溢れる挑戦者、チェール・ソネンがもう一方のチームを率いる形でこの17回目のシーズンで激闘を繰り広げる形だ。

さらに両コーチは現地時間4月27日土曜日にニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催される、UFC® 159:ジョーンズ vs. ソネンでライトヘビー級タイトルをかけて激突する。

ジョーンズ、そしてソネンは当然のように、そのトレードマークである圧倒的な自信をもって今シーズンのジ・アルティメット・ファイターのコーチを務めるだろう。

「おれ自身の役割をMMAと言うスポーツで果たす良い方法だと考えたんだ。」ジョーンズは語った。「役割を受け入れるよ。」

ソネンは以下のように語った。「FXでもっともアツイ番組が神がこれまで作りたもうた最も偉大な才能によってその恩寵を受けることになる。その才能こそ、チェール・P・ソネンだ。」

ミドル級(185ポンド級)の一連のファイター達は250人以上の予選参加ファイター達から絞り込まれた精鋭だ。どのファイター達も人生最大のチャンスとなるUFCとの6試合契約を求めてアメリカ、オーストラリア、イギリス、そしてスウェーデンから名乗りを挙げた。

「今回のシーズンに参加する奴らのクオリティは信じられないほどだ。」UFCプレジデント、デイナ・ホワイトは語った。「ハウス入りを賭けた試合から、このシーズンで行われるどの試合も、俺がこの番組で目にした最高の才能に溢れたものばかりだと思う。最終的に我々は185ポンド級に何人かの本当に強い奴らを獲得することになるだろう。」

「商品価値も上がり、ファイター達の才能もつねに高い。さらに私たちにはUFCで最もダイナミックな個性を発揮する二人のコーチも居る。」FXネットワークのエグゼクティブ・バイス・プレジデント、チャック・サフトラーは語った。「私は今シーズンのジ・アルティメット・ファイターにはとんでもなくエキサイトしている。これまでで最高のシーズンになると確信しています。」

1月22日に14試合のグラップリングによる選抜試合で今シーズンがスタートする。この選抜試合に勝利したファイター達がラスベガスのジ・アルティメット・ハウスに入る資格を得て、正式なメンバーとなるわけだ。勝利したファイター達はジョーンズとソネンが率いるそれぞれ7人のチームに選抜され、その後はシーズンを通じて彼らのトレーニングと試合、そしてその準備期間も含めてドキュメンタリー形式でその様子がカメラに収められる。

それぞれのエピソードで行われるシングル・エリミネーション・トーナメントをファイター達はその頂点であるジ・アルティメット・ファイターの称号を目指して勝ち進む。

参加者一覧:
ディラン・アンドリュース (16-4-1) 32歳、ゴールドコースト、オーストラリア    
ヒト・アンドリュース (9-2) 34歳、サクラメント、カリフォルニア         
ルーク・バーネット (5-0) 24歳、ケンブリッジ、イギリス             
レオ・バーシエ (7-2) 31歳、グレートフォールズ、モンタナ   
ライアン・リー Q. ビグラー (9-3) 28歳、グアム    
ケヴィン・ケーシー (5-2) 31歳、ホーソーン、カリフォルニア.   
アダム・セラ (4-0) 27歳、フェントン、モンタナ   
ザック・カミングス (15-3) 28歳、カンザスシティ、モンタナ.   
アンディ・エンズ (6-1) 21歳、アンカレッジ、アラスカ    
ニク・フェヒート (5-1) 32歳、ラスベガス、ネバダ    
ケルヴィン・ガステラム (5-0) 20歳、ユマ、アリゾナ
ユライア・ホール (7-2) 28歳、ニューヨーク・シティ、ニューヨーク
コリン・ハート (4-1-1) 23歳、サンタ・ローザ、カリフォルニア.   
クリント・へスター (7-3) 24歳、アトランタ、ジョージア
ジェイク・ヒューン (3-2) 25歳、ソルトレイク・シティ、ユタ
ニコラス・ホーリング (3-0) 22歳、ヴァレー・スプリングス、カリフォルニア
マイク・ジャスパー (6-0) 29歳、カマリロ、カリフォルニア
ブッバ・マクドナルド (20-6) 29歳、アルバカーキー、ニューメキシコ
フラジエール・オピエ (10-5) 25歳、ミルトン・ケイネス、イギリス
フレデリック・パーソンズ (3-0) 28歳、ストックトン、カリフォルニア
ジミー・キニアム (3-0) 26歳、メセウム、マサチューセッツ
スコット・ロザ (4-1) 27歳、スパークス、ネバダ
ジョシュ・サマン (9-2) 24歳、タラハッシー、フロリダ
ギルバート・スミス (5-1) 30歳、コロラド・スプリングス、コロラド
エルドン・スプロート (3-1) 27歳、モロハイ、ハワイ
トール・トゥロエング (15-4-1) 29歳、ウメア、スウェーデン
エリック・ワーリン (5-1) 29歳、テイラーズヴィル、ユタ
ティモシー・ウィリアムズ (7-1) 26歳、ミルヴィル、ニュージャージー.

フォレスト・グリフィン、ケニー・フロリアン、ラシャド・エヴァンス、マイケル・ビスピン、そのほか多くの今日最も有名なUFCファイター達がこれまでのTUF™シリーズから生まれてきた。

いったい誰が次のジ・アルティメット・ファイターに成るのか?FXで見届けよう!

番組の更なる情報、バイオグラフィー、写真はultimatefighter.comでお楽しみください!また@TUFonFXでのフォロー、Facebook.com/TUFのチェックも忘れずに! 


 

ジ・アルティメット・ワンハンドレッド・ノックアウトの視聴方法

$
0
0
ファイト・ファンの夢そのもの: このノックアウト・シーン集にはこの数年間に放送されることのなかった驚愕の、驚嘆のノックアウト・シーンが数多く含まれ、この特別映像にはほんの一例を挙げれば、アンデウソン・シウバ、ランペイジ・ジャクソン、ダン・ヘンダーソン、ミルコ・クロコップ、そしてチャック・リデルといったレジェンド達の映像が納められていいます。

ジョン・アニクの案内で楽しむこの映像の価格は19.99USドル。1月から2月の期間のみ、ペイパービューによる視聴が可能です。

※放映スケジュールの確認は下記の衛星放送、ケーブル放送、プロバイダのリンクをクリックしてください。


DirecTV


iN DEMAND(Time Warner、Cox、Comcast、Cablevision、Brighthouse、そしてSuddenlinkのケーブルシステムもこちらのリンクをご利用ください。)


DISH


UFC.TV(世界のどの地域からでもご利用になれます。)


YouTube (オーストラリア、ブラジル、カナダ、スペイン、フランス、UK、日本、韓国、ロシア、そして米国からご利用いただけます。)

UFC Unleashed - Episode 3

シグネチャー・ムーブ: ファブリシオ・ヴェウドゥム

UFC Japan 2013 TICKETS NOW ON SALE

$
0
0
Tickets for UFC Japan 2013:
http://tickebo.jp/ufc2013en

- Fight Cards-
Wanderlei Silva vs. Brian Stann
Mark Hunt vs. Stefan Struve
Takanori Gomi vs. Diego Sanchez
Yushin Okami vs. Hector Lombard
Mizuto Hirota vs. Rani Yahya
Siyar Bahadurzada vs. Dong Hyun Kim
Riki Fukuda vs. Brad Tavares
Bryan Caraway vs. Takeya Mizugaki
Cristiano Marcello vs. Kazuki Tokudome

ヘンダーソン対メレンデス、コーミエ対ミアが4月のFOX大会で実現

$
0
0
Strikeforce史上最大のビッグネーム2人が現地時間4月20日土曜日にサンノゼで開催され、FOXによる中継が行われるUFCで移籍後初の試合を行う。

メインイベントではUFCライト級王者、“スムース”ベンソン・ヘンダーソンがStrikeforce 155ポンド級の最後のタイトル保持者であるギルバート“エル・ニーニョ”メレンデスを相手にMMA界が待ち望んでいた、ヘンダーソンにとって3度目となる防衛戦を行う。

さらにStrikeforceヘビー級グランプリトーナメントを優勝し、先週の土曜日にはディオン・スターリングを下したばかりのダニエル・コーミエが早くも戦線に復帰し、ヘビー級王者に2度輝いたフランク・ミアと待望のヘビー級戦を行うことになった。

1月23日に行われるUFC 158の記者会見は一般公開に-チケット販売情報

$
0
0
UFC®ウェルター級王者、ジョルジュ・サンピエールは170ポンド級の王座に君臨して以来、驚異的な10連勝を記録してきた。現地時間3月16日土曜日、サンピエールは今一度、ホームのオクタゴンに足を踏み入れその記録の更新に挑むことになる。モントリオールのベル・センターで行われるこの一戦の相手は元Strikeforce®ウェルター級王者のニック・ディアスだ。18ヶ月に及ぶ負傷欠場から2012年11月に復帰し、王座を統一したサンピエールはこの宿敵ディアス(27勝8敗1分け・カリフォルニア州ストックトン出身)との対戦をUFCプレジデントのデイナ・ホワイトに「これは決着をつけなくてはならない一戦だ。」と要求し、ディアスもこれに同意した。

ジ・アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ®は1月23日にモントリオールで記者会見を開催。これにはメインイベントに登場するスター選手たちも出席する予定だ。UFC® 158:サンピエール vs. ディアスの一般向けチケットは東部時間1月26日土曜日正午からevenko.ca とベル・センターのボックスオフィスで販売が開始される。



UFC® 158: サンピエール vs. ディアス 記者会見 – 一般公開
日時: 現地時間1月23日水曜日、午前10時(メディアのチェックインは午前9時スタート)
場所: ベル・センター 1909 Avenue des Canadiens-de-Montréal, Montréal
参加者: ジョルジュ・サンピエール(UFC®ウェルター級王者)、ニック・ディアス(UFC®ウェルター級コンテンダー)
トム・ライト(UFC®カナダ、オーストラリア、ニュージーランド地区のオペレーション・ディレクター)

また、記者会見ではUFC.comを通じてライブによるストリーミング中継が行われます。ファンの皆さんはベル・センターのメイン・エントランスからご入場ください(ドア・オープンは9時30分)。


大会のセミ・メインイベントでローリー・マクドナルド(14勝1敗、モントリオール出身)が過去に唯一敗北を許した相手、元UFCウェルター級王者のカーロス・コンディット(28勝6敗、ニューメキシコ州アルバカーキー出身)と対戦する。両者がUFC 115で対戦した際は後半に猛烈な追い上げを見せたコンディットが3ラウンド残り数秒と言うところでTKO勝利を収め、この一戦はファイト・オブ・ザ・ナイトに輝いた。マクドナルドは先日UFCレジェンドの一人、BJ ペンを相手に圧倒的な勝利を収めたばかり。一方のコンディットは昨年11月にサンピエールを相手に素晴らしい激闘を繰り広げたものの敗北、コンディットにとっては170ポンド級での再起を賭けた一戦となる。

充実を見せるメインカードで組まれたウェルター級のトリプル・ヘッダーには脅威のパンチ力を誇るレスラー、ジョニー・ヘンドリックス(14勝1敗、テキサス州ダラス出身)が登場。元USマリーンのジェイク・エレンバーガー(28勝6敗、カリフォルニア州レイク・フォレスト在住、ネブラスカ州オマハ出身)と次期タイトル挑戦者の決定に密接に関わる一戦を行う。そのパンチ力に絶対の自信を持つヘンドリックスは3月16日、その連勝を7に伸ばし、ナンバーワン・コンテンダーとしてのポジションを確立するチャンスを覗っている。

UFC® 158:サンピエール vs. ディアスのチケットは東部時間1月26日土曜日正午から販売開始となります。チケットの価格はそれぞれ600ドル、350ドル、250ドル、200ドル、165ドル、115ドル、そして85ドルの各種が用意されています。チケットはベル・センターのボックスオフィス(514-790-2525または1-877-668-8269)またはevenko.caで購入が可能です。

UFC®ファイトクラブ™の会員様には東部時間1月24日木曜日からufcfightclub.comを通じて特別先行販売のチャンスが提供されます。また、ニュースレター購読者様には東部時間1月25日午前10時から特別インターネット先行販売が提供されます。この先行販売を利用するにはUFC.comを通じてニュースレターの購読をお申し込みください。

UFC® 158: サンピエール vs. ディアスの模様はUFC.tv、iN DEMAND、DirecTV、DISH Network、Avail-TVN、そしてカナダ国内ではBellTV、Shaw Communications、Sasktel、 Viewer’s Choice Canadaを通じてペイパービューによるライブ中継で放映されます。(放送時間は10 p.m. ET/7 p.m. PT、日本時間は翌3月17日午前11時となります。) 価格は標準画質放送が$44.99 US/$49.99 CAN、ハイデフィニション放送が$54.99 US/$59.99 CANとなります。

ブラジル人オクタゴンガールがアナウンスされる

$
0
0
現地時間1月18日にサンパウロのイビラプエラ・アリーナで初開催されるUFC on FX7のために行われた公開計量で、UFC史上初めてとなるブラジル人オクタゴンガールがお目見えした。二人の美の化身は翌11月19日に開催される同大会でオクタゴンガールとしてデビューする。

公開計量には二人のホットなブラジル人オクタゴンガール、カミラ・オリヴェイラ(黄色いトップ)とエリーニ・フランゾワ(青いトップ)が登場した。

「2013年初と成るブラジル大会で、最初のブラジル人オクタゴンガールを紹介できるのを喜ばしく思っています。」ブラジルでのUFC代表を務めるグレイス・トゥリーニョは語った。「明日はブラジルのファンの皆さんだけでなく、世界中からいらっ者他ファンの皆さんが我々を代表する彼女達に会うことが出来るのです。」

本年初のブラジル大会で行われる11試合を二人のブラジル人女性が彩ることになる。5ラウンドで行われる大会のメインイベントではマイケル・ビスピンがヴィトー・ベウフォートと対戦し、この一戦はミドル級の将来を決定付ける一戦となるだろう。

この晩のセミ・メインイベントではTUFブラジルのファイナリスト、ミドル級のダニエル・サラフィアンが公式にオクタゴン・デビューを行うことになる。またライト級のチアゴ・タヴァレス、ヘビー級のガブリエル・ゴンザガ、この二人のブラジリアン・ファイターはメインカードでそれぞれカビブ・ヌルマゴメドフ、ベン・ロズウェルと対戦する。

プレリミナリー・ファイト:
ゴドフレイド・ペペイ vs ミルトン・ヴィエイラ
ロニー・マルケス vs アンドリュー・クレイグ 
ディエゴ・ヌネス vs ニック・レンツ
エジソン・バルボーザ vs ルーカス “ミネイロ” マルチンス
ユーリ・アルカンタ vs ペドロ・ノーブリ 
ワグネル カルデラオン プラド vs イルデマール・アルカンタラ 
フランシスコ・トライナルド vs C.J. キース 
 

UFC on FX 7 公式計量結果

$
0
0
ヴィトー・ベウフォートマイケル・ビスピンのミドル級5ラウンドの一戦をメインイベントに、そしてダニエル・サラフィアンCB ダラウェイのミドル級戦も行われるUFC on FX 7は日本時間日曜日午前11時からブラジル、サンパウロにあるイビラプエラ・アリーナで開催され、この模様はFXによりライブ中継で放映される。また午前8時からはFUEL TVで6試合のプレリミナリーバウトのライブ中継が行われ、さらにUFC on Facebokが“いいね”なファンの皆さんのために午前7時35分からオープニング・バウトのライブ・ストリーミング中継も行われる。

メインイベント
マイケル・ビスピン (186) VS ヴィトー・ベウフォート (185)

FX メインカード
CB ダラウェイ (186) VS ダニエル・サラフィアン (186)
ベン・ロズウェル (258) VS ガブリエル・ゴンザガ (255)
カビブ・ヌルマゴメドフ (155) VS チアゴ・タヴァレス (155)

FUEL TV ファイト
ミルトン・ヴィエイラ
(146) vs ゴドフレイド・ペペイ (145)
アンドリュー・クレイグ (185) VS ロニー・マルケス (186)
ニック・レンツ (145) vs ディエゴ・ヌネス (145)
ルーカス・マルチンス (154) VS エジソン・バルボーザ (154)
ペドロ・ノーブリ (136) vs ユーリ・アルカンタラ (135)
イルデマール・アルカンタラ (201) VS ワグネル・プラド (206)

オンライン・ファイト
C.J. キース (156*) VS フランシスコ・トライナルド (154.5)

*1度目の計量では157ポンド、2度目の軽量で契約体重をクリアーした。

ペペイUFC初勝利、バルボーザ、マルケスも白星:UFC on FX 7 プレリミナリー・ファイト結果

$
0
0
土曜日に行われたUFC on FX 7のプレリミナリー・ファイトにおいて、ジ・アルティメット・ファイター・ブラジルの決勝進出者であるゴドフレイド・ペペイ がUFC初勝利を挙げた。ベテランのミルトン・ヴィエイラに判定2-1で勝利したペペイを包み込んだのは、サンパウロのイビラプエラ・アリーナに集まった観衆からのブーイング。だが勝者はこの結果を喜んだ。

「勝ったという確信はなかったし、ヴィエイラは観客の声援にふさわしい戦いをした。でも僕は第2ラウンドを圧倒的に取った。」と、ペペイは正直にその心境を吐露した。

試合開始後にレバーに蹴りを当てて先制したのはヴィエイラ。ペペイもパンチを振り回して反撃するが、ヴィエイラはかいくぐってテイクダウンを決めてみせた。そこから積極的にサブミッションを狙っていくペペイと、上から打撃を見舞ってゆくヴィエイラの激しい攻防が続く。やがてスタンドに戻った二人だが、クリンチの攻防からヴィエイラが再びテイクダウン。またも立ち上がった両者は打撃戦を展開。1ラウンド終了時、ヴィエイラは左目の下を大きく腫らしていた。

2ラウンド、ヴィエイラがまたもテイクダウンを奪って上から攻める。しかし下からキムラロックの体勢に入ったペペイは、そのままヴィエイラをスイープして一気にマウント奪取!さらにバックを奪って打撃で攻めたてて、圧倒的に有利な体勢でラウンドを終えた。

最終ラウンドに入ると両者は激しい打撃戦を展開。右を当てたヴィエイラがやや優勢に。やがて二人が組み合うと、ヴィエイラがキムラロックの体勢からグラウンドに持ち込んで、上のポジションを奪取。そこから二人は激しい攻防を繰り広げるが、レフェリーのマリオ・ヤマサキはブレイクを命じる。再開後、またもやテイクダウンを奪ったのはヴィエイラ。そのまま上のポジションをキープして試合を終えた。最後のヴィエイラのテイクダウンが勝敗を決定したかと思われたが、判定勝利を告げられたのはペペイの方。サンパウロの観客はブーイングで判定への不満を表明した。

マルケスvs. クレイグ

ミドル級の有望株ロニー・マルケスは、アンドリュー・クレイグ から3-0の判定勝利。
決して傑出したパフォーマンスとは言えなかったが、クレイグにプロ初黒星を味あわせるとともに、自らのUFC無敗を守ってみせた。

三人のジャッジはいずれも29-28でマルケスを支持。これでマルケスは14勝1敗、クレイグは8勝1敗となった。

クレイグが打撃で先制した1ラウンド。しかしマルケスはしつこくテイクダウンを狙ってゆく。クレイグが立ち上がるもマルケスは豪快にスラム。さらにバックを奪ったマルケスだがクレイグは冷静に対処し、ブラジル人のマルケスに有効な攻撃を許さない。ラウンド終了間際にはクレイグが上を取り返してみせた。

2ラウンド。マルケスがまたもやテイクダウン。クレイグはしっかりと守って立ち上がるものの、マルケスはクレイグをフェンスに押し付けて動きを止める。残り45秒のところでレフェリーによるブレイクが入るも、クレイグは反撃の糸口を掴めず。

最終ラウンド、ついにクレイグは突破口を見出すことに成功。右を当ててダウンを奪ったクレイグはパウンドで猛攻!勝負あったかに見えたが、マルケスは耐えて相手にしがみつく。レフェリーによるブレイクが入った後、飛び膝で襲いかかるクレイグ。しかしマルケスは巧みに組み付いて逃げ切ることに成功。マルケスのUFCでの通算成績はこれで3戦全勝となった。

マルケスの試合後インタビュー を見てみよう。

レンツ vs. ヌネス

ニック・レンツディエゴ・ヌネス を圧倒。30-28、30-27、30-26とジャッジ全員の支持を得て完勝。フェザー級転向後2連勝を飾った。

試合開始後すぐにヌネスに襲いかかったレンツは、金網に押し込んでテイクダウンを奪取してみせた。そこからはレンツの独り舞台に。ヌネスが立ち上がればすぐにテイクダウンし、上からの圧倒的なコントロールと打撃で優勢にラウンドを終えた。

2ラウンドでもレンツは早々にテイクダウンを決める。そこから攻め続けたレンツがこのラウンドもヌネスを圧倒した。

3ラウンドにとうとう反撃を開始したヌネス。強いパンチをヒットするも、レンツはまたしてもテイクダウンし、1、2ラウンド同様の展開に持ち込んでみせた。ラウンド終盤、ヌネスはついにエスケープに成功。パンチを振り回してゆくが無情にも時間切れ。

この勝利でレンツは通算戦績を25勝5敗2分け1ノーコンテストに。敗れたヌネスは18勝5敗となった。

バルボーサvs. マルチンス

ライト級の有望株、エジソン・バルボーサが、今回UFCデビューとなっ ルーカス・マルチンス から1RでKO勝利。去年のジェイミー・バーナー戦における敗戦のショックから見事な復活を遂げた。

試合開始直後からシャープなパンチとキックを駆使して攻撃に出たのはバルボーサ。負傷したジャスティン・サラスの代打として登場したマルチンスから常に先手を取る形で試合を進めた。そしてラウンド中盤、バルボーザの強烈な左フックが炸裂!そこからパウンドの猛攻を加えて2分38秒、一気に勝負を決めてみせた。

バルボーザの試合後インタビュー を見てみよう。

アルカンタラvs. ノーブリ

ユーリ・アルカンタラの、ペドロ・ノーブリ 相手のバンタム級デビュー戦は突然終了を告げた。1ラウンド、偶然の反則によりノーコンテストが宣告されたのだ。

試合開始早々、明らかに体格で有利な元フェザー級のアルカンタラは、ミドルキックを当てて先制。やがて試合をグラウンドに持ち込んだアルかンタラは、相手の腕を極めかけてからバックに移行!そこから打撃の雨を降らせてゆく。レフェリーのダン・マグリオッタは後頭部に打撃が当たったとしてアルカンタラに警告し、やがて試合を止めた。リプレイを見る限りアルカンタラの肘は側頭部に当たる合法的なものであったが、ドクターの診断を受けたノーブリは試合続行不可能を主張。2分11秒、ノーコンテストという裁定が下った。

アルカンタラvs. プラド

緊急参戦したイルデマール・アルカンタラは、ライトヘビー級戦において見事2ラウンドワグネル・プラドから一本勝ち。これでこの日のアルカンタラ兄弟の戦績は1勝0敗1ノーコンテストとなった。

バンタム級で戦うユーリの弟のイルデマールは、これで戦績を18勝5敗に。プラドは8勝2敗1ノーコンテスト、UFCでは3戦してまだ勝利を挙げられないままだ。

試合開始後こそプラドの右をもらったものの、やがてペースを掴んだのはアルカンタラ。ジャブや蹴りを駆使して試合を有利に進め、1ラウンド終了間際にはテイクダウンも奪ってみせた。

2ラウンドも攻撃の手を休めず、打撃からテイクダウンを奪ったアルカンタラ。しかしプラドはアルカンタラのサブミッション狙いに乗じて上のポジションを奪取し、パウンドで逆襲にかかる。しかし攻撃を受けつつも冷静さを失わなかったアルカンタラは下から足を取りにいく。逃れようとしたプラドの足を脇に抱えて膝十字を極め、2分39秒で見事に一本勝ち!

アルカンタラの試合後の声を聞いてみよう。

牙を剥いたドーベルマン、ダラウェイがサラフィアンとの接戦を制す:UFC on FX 7メインカード結果

$
0
0
土曜夜のUFC on FX 7。ブラジル、サンパウロのイビラプエラ・アリーナの大観衆は、地元出身にしてTUFブラジル決勝進出者ダニエル・サラフィアンの勝利を切に望んでいた。しかしサラフィアンは CB ダラウェイに2-1の判定で惜敗。観衆の望みが叶うことはなかった。その代わりに彼らは、ミドル級の大激闘を目撃したのだった。

「必死で戦ったよ」と、試合後疲労困憊のダラウェイは語った。「彼は強かった。そしてブラジルの大観衆にも脱帽だ。彼らの声援でちょっと動揺してしまったよ。」

判定は二人が29-28でダラウェイ、一人が29-28でサラフィアンを支持した。ダラウェイはこれで通算戦績が14勝5敗に、敗れたサラフィアンは8勝3敗となった。

試合開始と同時に相手に突進したサラフィアン。対するダラウェイは鋭いジャブでサラフィアンの鼻を血で染めてみせた。ラウンド中盤、地元観衆の圧倒的な支持を受けたサラフィアンの強烈な右をヒットし、ダラウェイはフラッシュダウン! なんとか体勢を立て直して反撃を試みるダラウェイだが、サラフィアンの勢いは止まらない。特に冴え渡る右を連続ヒットさせて試合の主導権を完全に握ってみせた。

2ラウンド、攻撃の幅を広げたサラフィアンは、ダラウェイをケージに押し付けてテイクダウン狙いに。しかし、元オールアメリカンレスラーのダラウェイは倒れない。ならばと攻撃手段を再び打撃に切り替えたサラフィアンは、またもや強烈な右をヒットさせテイクダウンにつなげる。しかしダラウェイはすぐさま立ち上がってみせた。その後も多彩な攻撃を繰り出すサラフィアンに対して、ダラウェイも辛抱強く反撃して譲らない。そしてラウンド後半、ダラウェイの渾身のアッパーがヒットしてサラフィアンはダウン!そのままパウンドで猛攻を加えてほとんど勝負あったかに見えたが、レフェリーのマリオ・ヤマサキは試合を止めず。サラフィアンはなんとかラウンド終了まで耐え抜いたのだった。

おそらくこれを取った方が勝者となる最終ラウンド。序盤から両者とも強い打撃をヒットさせた。そして90秒経過時点、ダラウェイはこの日初のテイクダウンに成功し、そのままマウントをポジションを奪取した。なんとか脱出して立ち上がったサラフィアンだが、ダラウェイが再びテイクダウンを決める。しかし残り2分となったところで、サラフィアンがディーフハーフガードからスイープ!見事に上を奪取してみせた。そこからバックを奪ったサラフィアンはチョークで一気に試合を決めにいくが、ダラウェイも上を取り返す!サラフィアンも負けじとリバーサルを狙ううちに試合は終了し、観衆は二人の戦士に大歓声を送った。


ゴンザガvs. ロズウェル

元ヘビー級ナンバーワンコンテンダー、ガブリエル・ゴンザガの再進撃が止まらない。ゴンザガはこの日、2ラウンド1分1秒で見事にベン・ロズウェルからタップを奪ってみせた。

試合開始早々スイッチを見せたロズウェルは、見事な右をヒットする。対するゴンザガはテイクダウン狙いに。二度ほどロズウェルを倒してみせるものの、ウィスコンシン州出身のロズウェルはその度にすかさず立ち上がり、柔術黒帯のゴンザガに寝技に持ち込ませない。やがて両者がフェンス際で膠着状態になると、レフェリーのマーク・ゴダールはブレイクを命じた。試合がリング中央で再開されると、ゴンザガは右を連続して当てて優勢に。左目の下をカットしたロズウェルもパンチで反撃を試みるが、ウェイトが乗らず有効打を当てることはできなかった。

第二ラウンドに入ってもゴンザガの右は冴え渡る。優勢となったゴンザガはギロチンチョークの体勢へ!そのままグラウンドに引きずり込んで締め上げると、ロズウェルも抵抗を試みるが時すでに遅し。ゴンザガがタップアウト勝ちした。

ゴンザガはこれで戦績を14勝6敗に。ロズウェルは32勝9敗となった。

ゴンザガの試合後インタビューを見てみよう。


ヌルマゴメドフ vs. ダヴァレス 

メインカードの第1試合は、ライト級の有望株カビブ・ヌルマゴメドフが、ヴェテランのチアゴ・タヴァレス から鮮烈な1ラウンドKO勝ち。プロ通算成績19戦全勝とし、その存在を大きくアピールしてみせた。

試合開始後しばらくは相手の様子を見ていた両者だったが、その攻防は緊張感溢れるものだった。これまで21勝5敗1分けの戦績を残すタヴァレスが距離を詰めにかかると、ヌルマゴメドフの方は横に動きながら隙をうかがう。やがてダゲスタン出身のヌルマゴメドフの左のショートアッパーが炸裂!たまらずダウンしたタヴァレスに肘の連打で追い討ちをかけると、 レフェリーのダン・マグリオッタが試合をストップ。試合開始後わずか1分55秒の出来事だった。

ヌルマゴメドフの勝利のコメントを見てみよう

天才的 - ベウフォート、ビスピンを2ラウンドにKO - UFC on FX 7 メインイベント結果

$
0
0
常にその火を噴くような拳で知られるヴィトー“ザ・フェノム”ベウフォートだが、ベウフォートは土曜の夜にブラジル、サンパウロのイビラプエラ・アリーナで開催されたUFC on FXで対戦したマイケル・ビスピンを2ラウンドでノックアウトし、そのキックも決して侮れない破壊力を秘めていると言うことを見せ付けた。この一戦に勝利しミドル級王者のアンデウソン・シウバに挑戦することを企てていた英国人の目論みは、ヴィトーの一撃によって粉砕されてしまった。

「ヴィトー、おめでとう。何の言い訳も無い。」ビスピンは語った。「素晴らしいトレーニング・キャンプをこなすことが出来たし、ファンタスティックな気分だったし、この試合に勝利することに自信を持っていた。彼が俺にお見舞いした一撃は美しいキックだった。今夜は彼の方が俺より強かったんだ。勝つこともあるし負けることもある。諦める気はないぜ。」

2012年の9月にジョン・ジョーンズと205ポンドのタイトルマッチで対戦し、そこでの敗北からの復帰戦に勝利した形となったベウフォートのその視線の先にあるのはあくまでも“ボーンズ”との再戦だ。

「あのチェール・ソネンとか言うチンピラをつまみ出してくれ。」ベウフォートは4月にジョーンズとライトヘビー級タイトルを賭けて戦う男を引き合いに出した。「デイナ(ホワイト)、ロレンゾ(フェルティータ)、彼を(タイトル戦から)外してくれ。俺にジョン・ジョーンズと戦わせてくれ。俺にはその再戦が必要なんだ。あの道化師をつまみ出してくれ。俺に本物の王者と戦わせてくれ。」

ビスピンはベウフォートのパンチの射程距離内に留まりながら、ガードを上げて相手の後を追った。ビスピンはローキック、ベウフォートはハイキックと両者は互いにキックを放ち、ビスピンのキックが命中した。ラウンド中盤、リズムをつかんだベウフォートは打撃の手数を繰り出し始めた。ビスピンの防御は堅実で、打撃を繰り出しながらの出入りをたくみに駆使し、ベウフォートが強打を繰り出すのに必要なスタンスを確立する機会を与えることは無かった。しかしラウンドが終盤にさしかかると、まさにラウンド終盤のベルがなる直前にベウフォートの拳ではなく、そのキックが“ザ・カウント”の頭部に叩き込まれると、ビスピンにダメージを与えたようであった。

2ラウンドに入り、ベウフォートは両手をほとんど腰の辺りまで下げながら自信を持ってビスピンの眼前に立ちふさがった。鼻からの出血が見られるビスピンは、キレのある打撃を相手に繰り出し、ポイントは稼いだものの、ダメージを与えるまでには至らなかった。しかしポイントがこの試合を決することは無く、再び閃光のようなキックがビスピンの頭部を捉えると、それが“終わりの始まり”となった。ビスピンはマットに激しく倒れこむとなんとか身を守ろうとこころみたが、ベウフォートの追撃が容赦なく襲い掛かり、レフリーのダン・マグリオータにとって、2ラウンド1分27秒に両者の間に割って入り、試合の終了を宣告する以外の余地は残されていなかった。

この勝利でベウフォートは22勝10敗、ビスピンは24勝5敗となった。

UFC on FX 7 試合後記者会見-ファイトナイト・ボーナスの行方は?

$
0
0
UFC on FX:ベウフォート vs. ビスピンの試合後記者会見にはUFC®エグゼクティブのマーシャル・ゼラズニックとヴィトー・ベウフォートダニエル・サラフィアンCB ダラウェイイルデマール・アルカンタラ、そしてガブリエル・ゴンザガが出席した。

メインイベントに登場し、2ラウンドにマイケル・ビスピンをKOしたベウフォートがノックアウト・オブ・ザ・ナイトを獲得。1ラウンド終盤にパンチを効かせた“ザ・フェノム”は2ラウンドになるといよいよその勢いを増し、ハイキックをビスピンの頭部に叩き込むと相手をマットに蹴り倒した。ベウフォートがグラウンドで何発かの追い討ちをかけたところでレフリーが割って入り試合の終了を宣告した。

ニューカマーのアルカンタラは、同郷のワグネル・プラドを仕留めてサブミッション・オブ・ザ・ナイトを獲得。これ以上はないオクタゴンデビューを飾った。急な試合オファーにもかかわらず、終始動きの落ちなかったアルカンタラは2ラウンドに攻防がグラウンドにもつれ込むと素早く相手を足間接に捉え、プラドから絶叫とタップを引き出した。

ミドル級のダラウェイとサラフィアンの一進一退の激闘がファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得した。1ラウンドは攻防の大半を支配しているように思われたサラフィアンだったが、2ラウンド終了間際にはあわやストップかと言うところまで追い込まれた。3ラウンドに入ると両者はエキサイティングな死闘を演じ、何度も流れが変わる中、スプリット判定で勝利をその手につかんだのはCB ダラウェイで、会場に詰め掛けた多くのブラジル人ファン達はこの結果に失望を隠さなかった。

ボーナスを獲得したファイター達にはそれぞれ5万ドルが支給された。

コラッサーニ vs. ペラルタ、ストックホルムで実現

$
0
0
ロビー・ペラルタが現地時間4月6日にストックホルムでスウェーデン出身のアキラ・コラッサーニと対戦する。この一戦が打撃の激闘になることは必死だ。両者はUFCフェザー級契約で対戦することに口頭で合意している。

4月6日、オクタゴンがスウェーデンに再上陸
1月19日更新
躍進目覚しいUFCライトヘビー級のスター選手、アレクサンダー“ザ・モーラー”グスタフソンが2年連続で母国で開催される大会のメインイベンターを勤め、現在最もホットな対戦相手、元Strikeforce®ライトヘビー級王者ゲガール・ムサシと対戦する。5ラウンドで行われる若きストライカー同士のこの一戦に勝利したファイターがUFCライトヘビー級王座に一歩近づくことになる。

グスタフソンは元UFC王者のマウリシオ“ショーグン”フアに最近の試合で勝利したばかり。ショーグンに勝利する以前にも、この26歳の若者は昨年4月にエリクソン・グローブ・アリーナの観衆の眼前ででチアゴ・シウバを下している。
一方の28歳のムサシは今月序盤にマイク・カイルをサブミッションで仕留めるなど、立て続けに勝利を重ねている。

サンチアゴ、UFCに復帰

$
0
0
ウェルター級のジャスティン・エドワーズが負傷の為、UFCロンドン大会から欠場。アイスランドの新星、軍なー・ネルソンはUFC復帰を果たすベテラン、ジョルジ・サンチアゴと対戦することになった。

シヴァー欠場、代役ポアリエがUFC ロンドン大会に出場


1月17日更新

ロシア生まれのドイツ人ファイターが大会を欠場。英国大会で代役を務めるのはフランス系の米国ファイターとなった。

デニス・シヴァーは負傷によりセミ・メインイベントでの対戦を予定していたカブ・スワンソンとの一戦から欠場する。代役を務めるのは常に危険なダスティン・ポアリエと、新たにファンに興奮を約束する素晴らしいマッチアップが実現する。両者は対戦に口頭で合意している。


ワトソン vs. ネドコフ、英国大会に正式決定

更新12月19日

ミドル級のスタニスラヴ・ネドコフはその無敗記録をかけて2月のUFCロンドン大会でサウザンプトンのトム“コング”ワトソンと対戦する予定だ。両者は対戦に口頭で合意している。


ロンドン大会のセミ・メインイベントはスリリングな一戦に

12月12日更新
ノックアウト・アーティストのカブ・スワンソンとドイツのブルドーザー、デニス・シヴァーが2月の英国大会のセミ・メインイベントで対戦することが発表された。両者は互いに素晴らしい連勝を重ねており、ウェンブリー・アリーナで勝利を挙げたファイターがフェザー級タイトル戦線に食い込むことは必死だ。

また、6フィート6インチのフランスのヘビー級、シリル・ディアバテが9月にカイル・キングスブリーをTKOで下したばかりの英国のジミ"ザ・ポスター・ボーイ”マヌワと対戦する。

更新: ウェルター級ではアイスランドの無敗のグンナー・ネルソンがTUF 13で活躍したジャスティン・エドワーズを相手にUFCでの連勝を狙う。さらに強打を誇るライトヘビー級のライアン・ジモーとジェイムズ・テフナが激突。これはカナダ vs. ニュージーランドと言った図式だ。

UFCロンドン大会に魅力的な7試合が発表される

12月6日更新
現地時間2月16日土曜日、UFCが英国に再上陸を果たす。今週木曜、UFCは暫定バンタム級タイトルマッチ、暫定王者ヘナン・バラオ対挑戦者マイケル・マクドナルドの一戦を含む、充実の7試合を発表した。

ウェンブリーアリーナで行われる本大会での決定しているカードは以下の通り:
チェ・ミルズ vs. マット・リドル
テリー・エティム vs. レニー・フォート
ポール・サス vs. ダニー・カスティーリョ
フィル・ハリス vs. ユリシス・ゴメス
ヴァウアン・リー vs. 手塚基伸
アンディ・オグル vs. ジョシュ・グリスピ

チケット絶賛発売中。なお本大会は米国内ではFUEL TVで中継されます。

How to Watch The Ultimate Fighter: Jones vs Sonnen

$
0
0
TV AIRINGS

UNITED STATES  - TUESDAYS at 9PM on FX






CANADA -  TUESDAYS at 9PM on FX Canada






CANADA - WEDNESDAYS AT 9PM on Sportsnet






UNITED KINGDOM - WEDNESDAYS at 1AM on ESPN






AUSTRALIA - SUNDAYS at 6:30PM on FX






NEW ZEALAND - WEDNESDAYS at 11:30PM on SKY SPORT 2






PHILIPPINES - WEDNESDAYS at 9PM on Balls Sports Channel






DIGITAL AIRINGS

WORLDWIDE -Season Pass and Replays Available on UFC.TV (episodes in AU delayed 7 days)






WORLDWIDE - Season Pass and Replays Available on iTUNES (blocked in AU)






UNITED STATES and CANADA - Replays Available on AMAZON






UNITED STATES and CANADA - Replays Available on Sony Entertainment Network






UNITED STATES and CANADA - Replays Available on Xbox Zune Marketplace




UFC on FOX 6 公式計量結果

$
0
0
メインイベントではデメトリオス・ジョンソンジョン・ドッドソンによるUFCフライ級タイトルマッチ、そしてライトヘビー級のクイントン“ランペイジ”ジャクソングローヴァー・ティシェイラの一戦も行われるUFC on FOX 6はイリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで開催。その模様は日本時間日曜日午前10時からFOXによりライブで中継される。また日本時間午前7時からはFXによる6試合のプレリミナリー・バウトのライブ中継、そしてFacebookが“いいね”なファンの皆さんのために日本時間午前6時35分から1試合のプレリミナリー・バウトのライブ・ストリーミング中継が行われる。

メインイベント – UFCフライ級チャンピオンシップ
ジョン・ドッドソン (124) VS デメトリオス・ジョンソン (125)

FOX メインカード
グローヴァー・ティシェイラ (206) VS クイントン・ジャクソン (204)
ドナルド・セラーニ (155) VS アンソニー・ペティス (155)
リカルド・ラマス (145) VS エリック・コク (145)

FX ファイト
マット・ワイマン (156) VS TJ グラント (155)
日沖発 (146) VS クレイ・グイダ (146)
パスカル・クラウス (171) VS マイク・スタンプ (170)
ウラジミール・マティシェンコ (205) VS ライアン・ベイダー (205)
ショーン・ジョーダン (251) VS マイク・ルソー (256)
ショーン・スペンサー (186) VS ハファエル・ナタル (185)

オンライン・ファイト
デイヴィッド・ミッチェル (171) VS シメオン・ソーレンセン (171)

WECよ永遠に:UFC on FOX 6メインカード結果

$
0
0
好カードがズラリと揃ったUFC on FOX 6大会のメインカードは、4人の元WECファイターが勝利を飾ることとなった。メインイベントではデメトリオス・“マイティ・マウス”・ジョンソンがフライ級タイトルの防衛に成功。さらにこの日は、3人のWEC出身の成長株のスターが勝利を手にし、タイトル挑戦に名乗りを上げることとなった。

デメトリオス・ジョンソン vs. ジョン・ドッドソン

二人のUFC最速ファイターがオクタゴンで激突したら一体何が起こるのか? 答えはこの日明らかになった。どちら戦士も力尽きることなく戦い抜いた5ラウンドの高速バトル。 デメトリオス・“マイティ・マウス”・ジョンソンが、ジョン・ドッドソンを見事退けてフライ級王座を防衛した。

ジョンソンはこの試合においても、彼の代名詞である「マウス」スタイルを貫いた。不可能とも思われるようなペースで前に出続け、蹴りと単発のパンチを常に出し、さらに力強いダブルレッグでテイクダウンを狙っていったのだ。

序盤においては、ドッドソンのパワーがジョンソンを制するかに見えた。しきりにテイクダウンを狙ったジョンソン。ケージ際でこそ何度か成功したものの、オクタゴンの中央で仕掛けた時にはドッドソンに巧みに防がれてしまう。さらに印象的だったのはドッドソンの左。これでドッドソンは最初の2ラウンド中、実に4度もジョンソンからダウンを奪ってみせた。

しかし、2ラウンドの終盤から打撃でペースを握り始めたのはジョンソン。今までの仕返しとばかりにドッドソン相手に打ち合いを仕掛けていった。ドッドソンも負けじと躍動感溢れる動きで対抗。ケージの反動を利用したフライングニーまで繰り出して見せた。それでもジョンソンは容赦なく圧力をかけていく。やがて疲弊したドッドソンのスピードは落ちてゆき、ジョンソンのボディやショートパンチをもらうこと、特にフェンス際で捕まる場面が目立つようになっていった。

この試合の流れをジョンソンの方に引き寄せたのは、フェンス際での組みの攻防だったと言える。ジョンソンは時が経つごとにクリンチから繰り出す膝蹴りの精度を上げてゆく。4ラウンド、グラウンド状態にあるドッドソンを蹴って試合の中断を招いたこともあったものの、このクリンチこそが試合後半のハイライトとなった。ドッドソンもテイクダウンなどで反撃を試みるものの、終盤にかけて試合は完全にジョンソンのペースに。ジョンソンがドッドソンの頭を手で固定し、膝蹴りの雨を降らせる場面も見られた。5ラウンドにおいてもジョンソンの波状攻撃が炸裂。ドッドソンをフェンスに追い込んでの膝、アッパーカット、ボディを見舞っては、ムエタイ流首相撲からの膝を炸裂させた。

5ラウンドを戦い抜いた後のスコアは48-47、48-47、49-46で、いずれもジョンソンの初防衛を支持。二人のジャッジが1ラウンドを、2ラウンドは三人全員がドッドソンに付けた以外は全てジョンソンが取ったこととなる。MMAキャリアにおいて、いまだにKO一本負けのないジョンソンはこれで17勝2敗1分に。ドッドソンは今回がフライ級初黒星。戦績は15勝6敗となった。

「何度かいいのをもらったよ。」と王者は言った。「一瞬フラっとしたけど、すぐに回復できたんだ。後半はこっちが何発も膝蹴りをお見舞いしたんだけど、彼はタフだったよ。いい試合で初防衛できたよ。」

敗れたドッドソンは潔く敗北を認めた。「勝ったとは思わなかったよ。接戦で、あと1R取れればってところだったんだけど、その1Rこそ取れなくちゃいけないんだよね。またすぐにタイトル戦線に戻ってくるよ。クリンチ対策を上手くなって、もっと強くなって帰ってくるさ。」

クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン vs. グローヴァー・ティシェイラ
破竹の17連勝の後、グローヴァー・ティシェイラは自らのキャリアの中でもっとも危険で、もっとも実績のある対戦相手を迎えることとなった。怒りとやる気に満ちあふれたランペイジ・ジャクソンである。しかしテイシェイラはこの難敵にも3-0の判定で完勝。指導者であるチャック・リデルの「奴は本当に凄いパンチを打つし、打たれ強いんだ。」という言葉を見事に証明してみせた。

試合を通して、二人の重量級ファイターは重いパンチを交換し合うこととなった。静かな展開から突如として派手な打ち合いに転ずることの多かったこの試合。 打撃においては互角の攻防を繰り広げた両者だったが、テイシェイラがジャクソンから易々とテイクダウンを奪い続けたことが優劣を決定付けた。加えて、幾度かジャクソンの顔面をかすめたテイシェイラのハイキックも、ジャッジに好印象を与えたと言えるだろう。

この日のジャクソンのパンチは切れ味鋭く、2ラウンドには、テイシェイラのジャブに合わせて素晴らしいスピードでカウンターのコンビネーションを当ててみせた。後半はスタミナが切れガードが下がり出したジャクソン。ダメージを負いながらも何度もフックの連打を繰り出してテイシェイラを追い詰めてみせた。対するテイシェイラの方は、ボディや顔面に多彩なパンチを当てていった。1ラウンド終了間際には、左フックからハイキックにつなげてランペイジをふらつかせる場面も見られた。しかしランペイジも負けずに、テイシェイラの右に対して危険なカウンターを狙い続け、当ててみせた。ランペイジの大降りのフックこそ、この試合でもっとも印象的な打撃だったと言えるだろう。

両者とも全力で攻撃を繰り出す中、2ラウンドにランペイジが「もっと来い」と挑発すると、3 ラウンドにはテイシェイラが同じように挑発。これまで六つの一本勝ちを収めているテイシェイラは、グラウンドに持ち込むとサブミッションを狙い、グラウンド&パウンドを仕掛けてはみるものの、深追いはせずにランペイジに立ち上がるのを許すシーンが目立った。

最後の数分間。明らかにスタミナの切れたランペイジは、ガードを下げたまま緩慢にケージ際を歩く。そこからほとんど力を使わずにシングルレッグを決め(そして会場のブーイングを誘発した)テイシェイラ。上から肘を繰り出した後、いったんはランペイジに立つことを許してしまう。しかしさらにランペイジに迫ると、残り30秒の地点でまたしてもテイクダウンに成功。テイシェイラはそこから一気にマウントを奪うと、試合終了まで肘と鉄槌の雨を降らせ続けたのだった。

スコアは二人が30-27、一人が29-28(3ラウンドがジャクソン)でいずれもテイシェイラを支持。ビザの問題が長引いたせいで、2012年の5月になって万を持してUFCデビューを果たしたテイシェイラは、これでUFC 戦績3戦全勝。今後二年間でタイトルマッチに辿り着くことを心に誓ってみせた。

「タフな試合だったよ。ランペイジのパンチは強かった。」とテイシェイラは語った。「試合後ジョン・ジョーンズが来てくれて『いい試合だった。俺と戦えば凄い試合になるな。』って言ってくれたんだ。僕は長年にわたってビザの問題のせいで一流選手と戦えなかった。だからもしジョーンズのような超大物と戦えたら最高だ。ぜひUFC王者になりたいと思ってるけど、僕と同レベルの選手たちが他にもいるのも確かだ。だからまずはそれらの選手たちと戦って、挑戦権があることを証明したいね。」

ランペイジはこれで三連敗、その戦績は32勝11敗に。これがUFC最後の試合になるかどうかは定かではないが、ランペイジ自身はこの試合の出来に満足気だった。「本当に勝ちたかった。俺はいつも、退屈な試合で勝つよりはいい試合して負けたいと思っている。そしてファンたちは今日の試合をエキサイティングだったと言ってくれている。だから悲しいけど悲しくないってことだな。今日はランペイジらしく戦えた。奴も激しく向かって来たし、そのことをリスペクトするよ。俺があんなに簡単にテイクダウンされるなんてな。奴は才能あるぜ。」

ランペイジvs. テイシェイラ戦のハイライト映像を見てみよう。

アンソニー・ペティス vs. ドナルド・セラーニ
ともにWECを経てUFCでスターダムに駆け上がった二人、ドナルド・“カウボーイ”・セラーニとアンソニー・“ショータイム”・ペティスの待望の一戦は、まさかの短期間決着に。試合後しばしの様子見の攻防の後、ペティスは強烈なミドルキックをヒットさせて ゆく。そして四発目でセラーニをマットに沈め試合を決めてみせた。

試合開始直後からパンチを交錯させた両者。ここで下がったのはペティスの方。注意深くサークリングをしてから、電光石火のパンチのコンビネーションを放ってゆくペティス。対するセラーニはキックを中心に前に出てゆく。しかし、セラーニがペティスを金網際に追い込んだ瞬間、ペティスの代名詞である驚異の「ショータイム」キックの新ヴァージョンが炸裂!飛び上がって金網を蹴ったペティスは、そのまま飛び膝をセラーニの顔面にヒットさせ、さらに左フックにつなぐ。練習でも一度も命中したことがないという超難技を本番で見事にヒットさせてみせた。さらにミドルの二連打でセローニを追い込んだペティス。サウスポーにスイッチした体勢から、セラーニのレバーに左ミドルを強烈にヒット!たまらずダウンしたセラーニは続く鉄槌の連打をなす術もなく受け続け、レフェリーが試合を止めた。

時間は2分35秒。ペティスはこれで二試合連続の蹴りでのKO勝利で、戦績を14勝2敗としてみせた。2010年に最後のライトWEC王座に輝いたペディスは、試合後のインタビューで待ちに待ったタイトル挑戦を懇願した。敗れたセラーニの方はこれで19勝5敗1ノーコンテストに。セラーニはここ10試合において、この試合を除くと前回タイトルに挑戦したネイト・ディアズにしか敗れていないこととなる。

普段は極めて紳士的なペティスだが、試合後は極めて饒舌だった。「奴を1ラウンドでぶっ倒せて最高だ。奴は俺が負傷している一年間の間、ずっと挑発してきやがった。俺は奴のことを恐れているってな。それを一年間おとなしく聞いていなけりゃならなかったんだ。だから最初の2分くらいで奴をぶちのめすことが何より大切だった。これでもう奴が何か抜かすことはないだろうからな。俺はタイトル挑戦を要求する。俺は何年も前から挑戦権を持ってたんだ」

ペティスの 試合後インタビューを 見てみよう。

エリック・コク vs. リカルド・ラマス
2012年、負傷欠場のせいでタイトルへの第一挑戦権 を失ってしまったエリック・コク。この土曜日にオクタゴンへの復帰を果たしたが、シカゴ出身の台頭中のフェザー級戦士、リカルド・“ザ・ブリー“・ラマスの前に生涯初のTKO負けを喫することとなった。

お互いがローキックを打ち合いハイキックを試す様子見の展開で幕を開けた1ラウンド。やがてケージ際でテイクダウンを狙うラマスと、それをがぶって防ごうとするコクの攻防が延々と続いた。ラマスはコクの足を掴んで二度ほどテイクダウンに成功するものの、コクはいずれもすぐに立ち上がってみせた。

同様の展開が続いた2ラウンドだが、前に出たラマスが足を滑らせたところから急展開。ギロチンを狙ったコクに対してすぐに上のポジョションを奪ったのはラマス。そのままラマスが背筋を伸ばしてボディと頭に強いパウンドをヒットさせると、コクの方は両足を駆使してラマスをガードの中深くに引き入れようとする。ここまでリーチに勝るコクに対して、スタンドで距離を掴めずにいラマスにとって、このグラウンド戦が勝利の鍵となった。そしてその勝利は血にまみれたものだったのだ。ラマスはコクのオープンガードの上から大降りのパンチを連打し、さらに強烈な肘をコクの顔面にスマッシュヒット!コクの顔面を切り裂いて、さらに打撃の雨を降らせて2分32秒でTKO勝利を飾ってみせた。

この結果、この二人の元WEC戦士はともに13勝2敗となった。ラマスはこれでUFC入りして無傷の四連勝。「地元のシカゴで戦えたんだ。自宅の自分のベッドで寝れて、ずっと友達や家族と一緒にいた。こんなにリラックスして試合に臨めたことはなかったよ。観客も最高だった。みんな僕のセコンドだったからね。」とラマスは言った。「僕はカブ・スワンソン、日沖(発)、そしてコクに勝った。この三人はみんなタイトル戦が予定されていた選手だ。それを全員倒したんだ。来週のアルド対エドガーの勝者と戦わせてほしい。」

ラマスの 試合後インタビュー を見てみよう。

 

UFC on FOX 6 試合後会見、ファイトナイト・ボーナスの行方は?

$
0
0
UFC® on FOXの試合後記者会見にはUFCプレジデントのデイナ・ホワイトと、デメトリオス・ジョンソンジョン・ドッドソンリカルド・ラマスグローバー・ティシェイラアンソニー・ペティス、TJグラント、クレイ・グイダが出席した。

メインイベントでフライ級タイトルを争ったデメトリオス・ジョンソンとジョン・ドッドソンがファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得した。両者は5ラウンドにわたり、互いに打撃を効かせあう激闘を展開し、ジョンソンがユナニマス判定で王座を防衛した。

“カウボーイ”をレバーへのミドルで一蹴したアンソニー"ショータイム”ペティスがそのニックネームどおりのパフォーマンスでノックアウト・オブ・ザ・ナイトを獲得した。

8月のリョート・マチダ戦での敗北から復帰したライアン・ベイダーはUFCライトヘビー級史上最短のサブミッション勝利を記録。ウラジミール・マティシェンコを相手に序盤に打撃を聞かせたベイダーは変則的なダースチョークを食い込ませると、1ラウンド50秒でタップを奪い、サブミッション・オブ・ザ・ナイトを獲得した。

ボーナスを獲得したファイターにはそれぞれ5万ドルが支給された。

試合後記者会見のハイライトはこちらから

グラント、グイダが勝利:UFC on FOX 6 プレリミナリー・バウト結果

$
0
0
シカゴのユナイテッド・センターで行われたUFC on FOXのアンダーカードは、MMAのあらゆる魅力を満喫できるものとなった。この日集まったファンの前で、サブミッション、僅差の判定、3Rの派手な殴り合い、そして衝撃的な肘によるKO劇までもが繰り広げられたのだ。

TJ グラント vs. マット・ワイマン

カナダ人のBJJ黒帯のTJ グラントが、ムエタイの技術を駆使して大きなインパクトを残してみせた。
この日のプレリミナリー・バウトの最終試合、グラントとマット・ワイマンのライト級好カードは1ラウンド決着となった。

最初の2分間の攻防で有利に立ったのはワイマン。蹴り、スーパーマンパンチ、そして大きな右を出しながら積極的に前に出て行った。しかしクリンチに持ち込んだグラントは、そこから危険な肘と膝を連打して攻撃に転じてゆく。ワイマンをぐらつかせたグラントはさらに前に出る。たまらずワイマンは片足タックルに入るものの、切られて亀の状態に。グラントがサブミッションを仕掛けると、ワイマンも負けずに仕掛け返していった。

1ラウンドも残り一分を切ったところで、グラントはスクランブルの攻防から距離を取って立ち、試合をスタンドに戻す。そこから一気にワイマンをフェンス際に詰めたグラントは、クリンチから膝、そして近距離からのエルボーを二連打!特に二発目がクリーンヒットしてワイマンはマットに沈み、4分51秒で試合は決着した。

グラントはライト級としては未だ無敗。戦績は20勝5敗となった。対するワイマンの連勝は2でストップ。戦績は15勝7敗となった。「ライト級こそ僕の適正階級だと思う。ウェルター級で戦っていた頃は、試合当日には相手の体重差が20パウンドくらいあることもあったからね。もうあんなことはご免だよ。」とグラントは語った。「僕には、155パウンドなら誰とでも渡り合えるだけのスピードとパワーがあると思う。この階級の誰とでも、全員とでも戦える準備ができてるよ。」

クレイ・グイダ vs. 日沖発

この日ユナイテッド・センターに集まったシカゴのファンは、ついに彼らのヒーローの勝利を目撃することができた。地元イリノイ州ラウンドレイク出身のクレイ・グイダがフェザー級デビュー戦を行い、2-1の判定で柔術黒帯の日沖発から勝利したのだ。

会場の「グイダ!グイダ!」の大合唱に乗ったグイダは、試合開始とともにいつも通りのハイテンションにして変則的なリズムで舞う。しかし日沖はそれに動揺することなく、丁寧にボディ打ち、ミドルキック、ジャブを当ててゆく。グイダは残り2分のところでテイクダウンに成功。日沖はすかさず三角締めを仕掛けるものの、グイダは力で逃げる。お互い立とうとする中で、日沖は背後から腕を狙ってゆくがこれも成功せず。両者スタンドに戻ったところで1ラウンドが終了した。

2ラウンドに入っても動き続けるグイダ。対して日沖はアッパーを当ててみせた。しかしグイダはタックルに入って日沖を抱え上げると、そのままマット中央まで移動して豪快なスラム!観衆を沸かせてみせた。下になった日沖は何度も腕を狙いに行くが、そのたびにグイダは力で脱出。日沖がクローズドガードを取ると、グイダは数発のパンチを除いて有効打を打てず、残り30秒のところでレフェリーからスタンドでの再開が命じられた。点を取り返したい日沖はハイキックを放っていった。

3ラウンド。グイダはさらに前に出て行き、テイクダウンにつなげて見せた。日沖はここで再び三角締めと腕十字を狙ってゆくが、グイダは日沖をスラムして脱出。さらに日沖がグイダの腕を狙うと、グイダはハーフガードまでポジションを進めることに成功。日沖はケージ際まで体を持って行って必死に立とうとするが、抑え込みたいグイダと両者譲らない攻防が続く。結局、残り30秒のところでレフェリーがスタンドを命じることに。ここでグイダは試合を決定づけるテイクダウンを狙ってゆくが、日沖に防がれたところで試合終了。

判定は30-27グイダ、29-28グイダ、29-28日沖で2-1でグイダの勝利。これでグイダは30勝10敗。フェザー級デビュー戦を勝利で飾った。片や、潔い態度で敗北を受け入れた日沖は26勝6敗2分けに。「テイクダウンがこれだけ重視される判定基準においては、彼の立派な勝利でしょう。でもファイトとしては自分が勝ったと思います。」と日沖は語った。「判定に不満はありません。僅差の試合だから割れたのでしょう。」

グイダもまた日沖の見方に賛成した。「テイクダウンのおかげで勝てたんだと思うよ。僕はゴムバンドのように張り付いて戦ったんだ。日沖を抑え込んで自分の展開に持って行くのはまったくもって難しかったよ。いいボディも食らったしね。」

グイダの 試合後インタビュー を見てみよう。

マイク・スタンプ vs. パスカル・クラウス

ドイツ出身、デューク・ルーファス門下のパスカル・クラウスが地元のマイク・スタンプをキックボクシングで圧倒、全員30-27の判定で完勝した。

クラウスの長いジャブに対してショートフックを打ってゆくスタンプ、対照的な両者の対戦となった。1ラウンドから打撃戦となったこの試合、クラウスが前蹴りからアッパーなど多彩な攻撃で主導権を握った。スタンプは金網際で組み合って肘を当てた以外は有効打を打てない。

2ラウンドになるとクラウスの打撃が炸裂。スーパーマン・アッパーカットや予測不能のコンビネーションからローにつなぐなど、完全にペースを握る。対するスタンプはテイクダウンに成功するものの、クラウスに立たれてしまう。

3ラウンドも同様の展開が続き、クラウスが打撃で試合を支配。スタンプも必死でテイクダウンを取りに行くものの、ガードを取ったクラウスの下からのエルボーを受ける結果となってしまう。

クラウスはこれで11勝1敗。「僕は2010年からUFCにいてまだ3試合しかしてないけど、今年はさらに3試合したいよ。」とクラウスは語った。「健康で試合をし続けること。僕の望みはそれだけさ。」片や、イリノイ州クリスタルレイク出身のスタンプはこれで11勝4敗となった。

ライアン・ベイダー vs. ウラジミール・マティシェンコ
この日の最初のライトヘビー級の試合は、短期間決着に。ライアン・ベイダーはわずか50秒でウラジミール・マティシェンコからタップを奪ってみせた。

試合開始すぐ、左を当ててマティシェンコをぐらつかせたベイダー。すかさず詰め寄ってダースチョークを仕掛けて一気に試合を決めにかかる。マティシェンコが耐えると、ベイダーは両足をしっかりとマティシェンコの片足にフックして絞り上げて勝負あり。UFCライトヘビー級史上において最短時間での一本勝ちを決めてみせた。

ベイダーはこれがUFCにおける初一本勝ち。UFCでは8勝目、通算では16勝目となり、その3つの敗戦はいずれも現王者や元王者たちとの対戦によるものだ。42才のマティシェンコはこれで26勝7敗。今回は、2011年12月のUFC 141以来の試合だった。

「今回はブラジリアン柔術を特訓して来たんだ。その成果をオクタゴンで出せて嬉しいよ。」とベイダーは言った。「以前の僕はタイトルにとても近いところまで行ったんだけど、そこでリョート(マチダ)にKO負けしてしまった。UFCでは誰もが負けることがある。でもそこから復活できる人間は限られている。僕は絶対復活することを決心したんだ。」

ベイダーの試合後のインタビュー を見てみよう。

マイク・ルソー vs. ショーン・ジョーダン
地元シカゴの警察官であるヘビー級戦士マイク・ルソーは、この日地元で勝利を上げることができなかった。2ラウンド、それまでルソーの攻撃を耐え忍んでいたショーン・ジョーダンが反撃を開始、一気に決着を付けたのだ。

1ラウンド、その身長とサイズを利して優勢に進めたのはルソー。対格差を活かしてプレッシャーをかけ、フェンス際に追い詰めてはアッパーやストレートをヒットさせる。ジョーダンの方は下がって攻撃を受ける一方に。

しかし、やがて両者のスタミナの差が明白になりはじめる。1ラウンドの終盤にはすでに手を膝に当てて休みはじめたルソー。元LSUフットボール選手のジョーダンはこの気に乗じて反撃に。足を使ってコンビネーションを当ててルソーにダメージを与えると、テイクダウンからマウント、そしてバックに。一度は逃げて立ってみせたルソーだが、ジョーダンは再びテイクダウンからマウント、バックを奪ってパンチの雨を降らせて3分48秒、一気に試合を決めてみせた。

トレードマークのバク宙を決めて勝利を喜んだジョーダンはこれで14勝4敗に。「最初のラウンドはまったく大変だったよ。」とジョーダンは語った。「何度か効かされたけど、攻撃をするたびにルソーの上が下がってゆくのが分かったんだ。だから疲れているなと分かった。2ラウンドになると、これはこっちのものだと元気がでてきたよ。」

ルソーはこれで二連敗。戦績は15勝3敗に。「勝てると思ったんだけどね。残念だけどこれがMMAさ。相手にダメージを与えたら確実に仕留めないとね。」

ジョーダンの 試合後インタビュー を見てみよう。

ハファエル・ナタル vs. ショーン・スペンサー

UFCベテランのミドル級戦士ハファエル・ナタルは、この日がUFCデビューとなるショーン・スペンサーから3R見事にタップを奪い、柔術黒帯の実力を見せつけた。

1ラウンドに打撃で主導権を握ったのは、元ゴールデン・グローブ王者のスペンサー。左を当ててナタルからダウンを奪ってみせた。対するナタルは残り30秒でバックブローを当てテイクダウンに成功。そこからマウントを奪って反撃に転じるも時間切れ。

勢い付いたナタルは2ラウンドも攻勢に入る。テイクダウンを奪って上からスペンサーを削っていき、残り40秒のところでバックに付いてみせた。そこからチョークの体勢に入り勝負あったかに見えたが、スペンサーはなんとか耐え切った。「ラウンド終了間際だったからね、あそこで腕力を使い切ってしまいたくなかったんだよ。」と試合後にナタルは語った。「あと10秒あったなら本気で極めにいったけどね。でもあの場面では相手を疲れさせるためにチョークを仕掛けたんだ。次のラウンドで仕留められると思ったからね。」

最終ラウンドでまたしてもテイクダウンに成功したナタルは、グラウンドでスペンサーをコントロールしては肘を当て、さらに腕を極めにかかる。なんとか逃げたスペンサーだが、ナタルがマウントから肩固めに入ると万事休す。2分13秒でタップを余儀なくされた。

ナタルはこれがUFCにおける初の一本勝ち。UFC戦績を3勝2敗1分、通算で14勝4敗1分となった。対して、この試合を二週間足らず前に受けたスペンサーはこれで9勝2敗となった。

ナタルの試合後インタビュー を見てみよう。

シメオン・ソーレンセン vs デイヴィッド・ミッチェル
シカゴで開催されたUFC on FOXの第一試合において、これまで二連敗をしていたデイヴィッド・ミッチェルがノルウェイのシメオン・ソーレンセンから判定勝ち。嬉しいUFC初勝利を上げ、戦績を12勝2敗とした。

激しい打撃戦が繰り広げられた1ラウンド。ジャブやボディを有効に当ててダメージを与えたのはミッッチェルだが、ソーレンセンのほうも左フックを当てるなどして反撃。両者血まみれとなる打ち合いにユナイテッド・センターの観衆が大いに湧いた。

2ラウンドとなると試合はグラウンドへ。上を取ったミッチェルがグラウンド&パウンドにサブミッション狙いを織り交ぜてソーレンセンを削ってゆく。今まで15試合の一本勝ちを飾っているソーレンセンだが、ミッチェルの攻撃の前に防戦一方となった。

3ラウンド。ソーレンセンはローキック等の打撃で反撃をするも、ミッチェルはグラウンドに持ち込んで圧倒。上からパンチとサブミッション狙いでソーレンセンにさらなるダメージを与え、優勢なまま試合を終えた。

判定は3者とも30-27でミッチェルに。「今宵は人生最高の夜さ」ちミッチェルは語った。「長いことUFCでの勝利を追い求めていたんだ。ブルース・バッファーが僕の名前をコールしたときは感極まって、マットにキスしちゃったよ!」対するソーレンセンはこれで二連敗。戦績は17勝4敗1分となった。


Viewing all 2591 articles
Browse latest View live