ラスベガスのザ・パームスで行われたTUF20フィナーレにおいて、同シーズンに出場したフェリス・ヒーリングが激しい寝技での攻撃をみせて、やはりシーズンに出場したリサ・エリスから2ラウンドで一本勝ち。「リトル・ブルドッグ」という渾名に相応しいUFCデビューを見せた。これでヒーリングは10勝5敗、エリスは15勝9敗となった。 1ラウンド、ベテランのエリスがまずテイクダウンを奪う。ヒーリングがスクランブルから立ち上がるとギロチンチョークに移行するが、ヒーリングはこれも逃れて逆にテイクダウンで上に。それをエリスが返すと今度はヒーリングが下から三角締め、だがエリスはエスケープ。二人によるハイペースな一進一退のグラウンドの攻防が続いた。2ラウンドも両者は激しいグラウンド戦を展開したが、スタミナに勝るヒーリングが徐々に優勢に。そして3分05秒で腕十字を極めてみせた。
クラーク vs. ロウリングス
シーズン中ライバルとしてやりあったヘザー・ジョー・クラークとベック・ロウリングスの二人がオクタゴンで決着戦を行い、ロウリングスの後半の追い上げを振り切ったクラークが判定3−0(三者とも29−28)で勝利を得た。これでクラークは7勝4敗、ロウリングスは5勝4敗となった。 試合開始後まず有効打を当てたロウリングスだが、やがてクラークがパンチからのテイクダウンで ... Read the Full Article Here
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