現地時間12日（土）、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われたUFC 194大会のメインカードにおいて、ミドル級ランキング3位にして五輪レスリング銀メダリストのヨエル・ロメロと、ブラジリアン柔術世界王者、ランキング2位の"ジャカレ"ことホナウド・ソウザの注目の一戦が実現した。結果は、1ラウンドにスピンングバックフィストでダウンを奪い、パウンドで大ダメージを与えたロメロが、後半のソウザの反撃を凌いで判定2-1で辛勝。ミドル級タイトルの次期挑戦者として名乗りを上げた。 ヨエル・ロメロ vs. ホナウド・ソウザ 1ラウンド。ロメロはサウスポー、ソウザはオーソドックスに構える。オクタゴン中央を取って、ジャブとストレートでじりじりと距離を詰め用とするソウザに対し、ロメロは軽快なフットワークで回りながら、凄まじい瞬発力で飛びながらの左ミドルや左ストレートを放ってゆく。 やがて蹴りを繰り出したロメロは、そのまま回転して右のスピングバックフィスト！ これがスマッシュヒットしてソウザがダウン！ マットに座り込んだソウザに対して、ロメロはダイブしながらの爆発的なパウンドを何発も振り回すが、ソウザも足を使って距離を取って防ぐ。さらにパウンドを打ち込むロメロに対し、ソウザは腕十字を狙い。が、腕を抜いたロメロはバックに回るとさらにパウンドを繰り出し、大きなダメージを与えてラウンドを終えた。 ... Read the Full Article Here
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