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松田“テック”千城、第二の故郷ボストンで錦を飾れ

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「これは重たいローキックだ。」− 2ラウンド残り時間4分5秒、解説のケニー・フロリアンは叫んだ。そしてその直後に右の強打で飛び込んだ松田に同じく右を返したビールの攻防を次の様に分析した。 「クリス・ビールはタテキに前に出させる他無い、ビールの機動力は既に完全に失われているんだ。」 米国コネチカット州現地時間2014年9月5日、マシャンタケットのフォックスッド・カジノ&リゾートで開催されたUFCファイトナイト:ジャカレ vs. ムサシ2大会のプレリミナリ−・ファイトの一戦で日本人ファイター、松田千城(まつだ たてき 10勝6敗、東京都出身、マサチューセッツ州在住28歳)は当時9勝0敗の戦績を誇ったクリス・ビールを相手にUFCデビュー戦を迎えていた。 TUF 14のエリミネーション・バウトでダスティン・ペイグに判定で敗れ、同シーズンから姿を消した松田にとって、ダスティン・キムラの負傷に関連して舞い込んだショート・ノーティスでのUFC本戦出場のオファーはまぎれも無いビッグチャンスだった。それまで闘って来たバンタム級に決別し、フライ級への転向の為にすでに通常体重を絞り始めていた松田は、生粋のバンタム級のビールとオクタゴンで向き合うと僅か2センチの身長差とは思えないほど小柄に見えたが、その絶え間ない飛び込みと自在なフットワーク、そしてキレのあるジャブとノーモーショ ... Read the Full Article Here

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