「キックが効いたわけじゃない、ちょっと○○がしたくなっただけさ」 日本時間2017年2月20日（月）にカナダ・ノバスコシア州ハリファックスのスコシアバンク・センターで開催されたUFCファイトナイト・ハリファックス大会のメインイベントで、ヘビー級9位のトラヴィス・ブラウンを相手に戦慄の逆転KO勝利を収めた“ザ・ブラック・ビースト”ことデリック・ルイスは試合後、インタビュアーのブライアン・スタンに1ラウンドに負った腹部へのダメージについて問われると前述のように語るだけで煙に巻いた。 1ラウンドにはブラウンのえぐるようなフロントキックとカウンターのヒザで、何度も体をくの字に折り曲げ腹部を両腕でかばうと苦悶の表情を浮かべたルイスだったが、インターバルにセコンド陣に「負傷したのか？」と問われると「大丈夫だ」と力強く答え、そして2ラウンド中盤についにブラウンをその射程距離に捉えると圧倒的な破壊力を見せつけ6連勝を記録した。 普段よりも広めのスタンスを取ったブラウンがいきなりワンツーで突進してきたルイスに鋭くジャブをついて試合のペースを落ち着かせる。ルイスの突進が落ち着いたとみると、ブラウンは普段通りのアップライトに構えを戻すと、左右の重たいローに前蹴りを織り交ぜルイスを金網際に押し戻す。開始後90秒、ブラウンの前蹴りにルイスが明らかに苦悶の表所を浮か ... Read the Full Article Here
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