WEC史上に輝く名勝負の再戦がメインイベントで組まれた今回の大会、それに相応しくプレリミリー・バウトでは軽量級の選手たちが輝いた。特にバンタム級のチコ・カムスとフライ級のティム・エリオットが、ミルウォーキーのBMOハリス・ブラッドレイ・センターで素晴らしい試合をしてみせた。
ジェイミー・ヴァーナー vs. グレイソン・チバウ
グレイソン・チバウはそのパワーとコントロールを活かし、ジェイミー・ヴァーナーの手数を上回り僅差の判定勝利を手にした。
お互い様子見に徹した1ラウンド。終盤にチバウがテイクダウンに成功し、さらに立ったヴァーナーのバックを奪ってみせた。 2ラウンド、前に出ていき、さらにギロチンを仕掛けるヴァーナー。しかし脱出したチバウは上をキープし、ハーフの状態で体重を重く預け、マウントへ。ヴァーナーは柔術黒帯のコントロールを脱することができなかった。3らウンド、再び前に出てテイクダウンも狙ってゆくヴァーナーだが、チバウは防御。それでも前に出たヴァーナーはついにテイクダウンに成功し、そこからパウンドへ。強い打撃を何発も入れてみせた。判定は2者が29-28でチバウを、一者は27-29でヴァーナーを支持。これでチバウは37勝9敗、29才のチバウは、UFCで20試合をした最年少のファイターとなった。
ルイス・ゴーディノー vs. ティム・エリオット
体格で勝 ... Read the Full Article Here
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