アレックス・カサレスは高いカリスマ性を持った若いファイターでありながら、あまり活躍せずにUFCを去る一発屋だと多くの人間に思われていた。しかし、2011年3月にデビューを果たしてから5年が経った今、カサレスはUFCキャリアを続けているだけでなく、今週末に行われるUFCファイトナイト・ソルトレイクシティのメインイベントを飾る存在にまで成長している。 カサレスのようなファイターは珍しい。ジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン12を経験したファイターはカサレスとマイケル・ジョンソンだけとなる。しかし、“ブルース・リーロイ”ことカサレスは決して「どうだ」とは言わない。 28歳のカサレスは次のようにコメントしている。 「オレがみんなの目にどう映っていようが関係ない。尊敬されていなくてもいい。基本的に(デビューした時から)何も変わっていない。オレが大人になったとか、成長したと思っているならオレの活躍を見ていなかったってだけ」 カサレス自身が否定しようが、変化はあった。トレードマークのアフロと満面の笑みは変わっていないかもしれない。しかし、UFCデビュー後、マッケンス・セルジエール戦とジミー・ヘッテス戦で立て続けに黒星を喫したカサレスの姿はもうない。ここ3年に渡り、浮き沈みの激しい状態にあったものの、10試合を戦ったバンタム級を去ってフェザー級に復帰し、 ... Read the Full Article Here
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