ここ数カ月にわたり、王者たちの陥落が続くUFCで、またもや衝撃的な王座陥落劇が生まれた。 日本時間2016年7月31日(日)に米国ジョージア州アトランタのフィリップス・アリーナで開催されたUFC 201のメインイベントでウェルター級王者ロビー・ローラーに挑戦したミズーリのハードパンチャー、タイロン・ウッドリーは2分21秒というUFCウェルター級タイトル戦史上最短となる試合時間でローラーをノックアウト。これまで数々の激闘でファンを魅了してきた元王者ローラーを、その誰もが警戒する自慢の強打の一撃で粉砕し、王座から引きずり下ろしたウッドリーが新たなUFCウェルター級王者となった。 ウッドリーは試合後のオクタゴンで「バックステージでは凄くリラックスしていたんだ。リラックスしすぎていて心配だったくらい。ただ、今回が一番やりたい試合だったわけじゃない。彼はオレの友人でもあるからな。でも、ずっとこのベルトが自分の腰に巻かれることを思い浮かべてきた。オクタゴンで戦い始めて以来、これはオレの使命だったから。驚くような気分だよ」と語り安堵の表情を見せた。対するローラーは「見ての通りさ。フェイントでガードを下げられて貰ってしまった。予想していたケースの一つだったが彼にそこをうまく突かれてしまった」と試合を振り返った。 サウスポーに構え細かく左右に動くローラーに対し、ウッドリーが腰を落としてジリジリと距離 ... Read the Full Article Here
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