ウェルター級 5分3ラウンド ブランドン・ザッチ vs. シアー・バハドゥルザダ UFC 196 プレリム・メインイベントでは連敗脱出を賭ける二人のウェルター級、シアー・バハドゥルザダとブランドン・ザッチが激突した。800日以上もオクタゴンから離れていたバハドゥルザダだったが堅実な試合運びでザッチを3ラウンドにわたって終始コントロールすると、最終ラウンドに肩固めでザッチからタップを引き出しプレリム・メインイベントを締めくくり、その戦績を22勝6敗1分けと伸ばした。 オーソドックスに構えじりじりと前に出るバハドゥルザダをザッチはスタンスを左右に変えながら、大きな左回りで捌いてゆく。ザッチの時折の飛び込みを、バハドゥルザダはどっしりと構え、左右のパンチを強振して迎え撃つ。ザッチは遠距離からのジャブ、ロー、そして時折の飛び込みと、バハドゥルザダの強打を警戒している。残り時間1分40秒、首相撲から小外掛けでザッチがテイクダウンに成功するものの、直後に狙った強引なギロチンがすっぽ抜け、バハドゥルザダにトップ・ポジションを奪われる。ザッチの下からの三角絞めを胸を張って潰したバハドゥルザダは、その後も丁寧にトップをキープしながら時折パウンドを振り下ろす。ザッチが金網際で立ち上がったところで第1ラウンドが終了した。 ラウンド開始直後にザッチが繰り出した左のフロントキックがバハドゥルザダの顔面を捉え ... Read the Full Article Here
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