負傷により長らく戦線を離脱していた元UFCウェルター級暫定王者のカーロス・コンディットが土曜日の夜にブラジルのゴイアニアにあるゴイアニア・アリーナでついに復帰戦を迎え、エキサイティングな2ラウンドの攻防の末にチアゴ・アウヴェスをTKOでフィニッシュし、“ナチュラル・ボーン・キラー”らしさが微塵も失われては居ない事をファンに見せつけた。31歳になるコンディットにとって、この一戦は膝を負傷し手術と一年以上の戦線離脱を余儀なくされた2014年3月のタイロン・ウッドリー戦以来の復帰戦となった。しかし2003年以来初めてブラジルでの試合を迎えるアウヴェスとの一戦が始まるとコンディットは即座に最高の動きを見せた。 1ラウンドのコンディットは頻繁に構えをスイッチし、前足、そして奥足によるローキックを用いてアウヴェスに狙いを絞らせなかった。どっしりと構えるアウヴェスは前に出続け、重たいローキックで反撃を試みたがいずれのファイターも試合の流れを決定づける打撃を命中させる事は出来なかった。2ラウンドに入っても序盤は同様の展開が繰り返されたが、コンディットの鋭い左のヒジがアウヴェスの顔面を打ち抜くと、拮抗した試合の流れは一変し、鮮血に染まるブラジリアンはストップ寸前と言った様相でマットに崩れ落ちた。
しかし“ピットブル”は粘り強くこの窮地を凌ぎ攻防 ... Read the Full Article Here
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