日本バンタム級のトップファイターの1人、佐々木憂流迦が日本時間7月11日にドイツで開催されるベルリン大会でフランスの新鋭、タイラー・ラピルーと対戦する事が明らかになった。ラピルーは4月にポーランドで初めて開催されたUFNクラクフ大会でUFCデビューを果たし、ロッキー・リーとの3ラウンドのフェザー級戦を制し、UFC戦績を1勝0敗としている。プロ通算では9勝1敗のラピルーはKO勝利こそ無いものの、これまでに様々なサブミッションで6フィニッシュ勝利を記録しておりそのフィニッシュ能力には定評のあるファイターだ。
そのラピルーをバンタム級で迎え撃つ佐々木憂流迦は既にUFCでは2戦を経験し1勝1敗。プロ通算戦績も18勝2敗2分けと、一見するとラピルーとは試合経験と言う観点から見ればミスマッチにも思えるほどの豊富な試合経験を有している。しかし両者の試合経験をUFCだけに限ってみれば、既にオクタゴンで15分を経験しているラピルーに対し、佐々木のオクタゴン内での試合時間は2試合合計でも10分19秒と、ラピルーのそれには及ばない。 2014年8月のUFCデビュー戦ではローランド・デロームを一方的に秒殺し、その大器の片鱗を見せながらも続くレアンドロ・イッサ戦ではUFC発黒星を経験した佐々木憂流迦にとってフェザー級から階級を落としてくる現在4連勝中のラピルーはまぎれも無く嫌な相手に違い無い。果た ... Read the Full Article Here
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